e743f2a82ee4eb4527648c7df7047d24神話によると、何千年も前のことHuitzilopochtli神は、アステカ民族の人々に理想の土地のmetl(メキシコ)を探し求めるように指示したと云われ、その理想の土地の目印となるものは、ワシが蛇を捕まえてサボテンの上に停まっている場所といわれた。
この神話は現在のメキシコの国旗の模様にも描かれており、定住した街の名前の意味は『マゲイの神が住むところ」。
マゲイはアガベの別名であるが、アガベの神はMayahuelと云う女神で、自らの血、つまりマゲイの果実汁を用いて、人類に栄養を与えていたものだと云われている。 アステカの人々は、いくつか限られたマゲイの搾り果汁を儀式のときや授乳をしている母親たちのエネルギー源として飲ませていた。
マゲイ果汁は集められ、pulqueと呼ばれる弱い発酵酒を作るために使われました。pulqueはmezcalやtequilaの遠い祖先としてまだ残っています。
このプルケを祭るための400もの神々が居ると云われており、それぞれ酔っぱらいのレベルの違いを示している。
現代においても、プルケを飲むときは神々に敬意を表するために、数滴床にプルケを落として奉ると云う習慣が残っているらしい。 アガベ、あるいはマゲイの使用法は、飲み物だけに限られたものではなく、新しい葉や花の茎などは、ゆでたり焼いたりして食に供されました。
とんがった針状のところは針として、葉っぱから摘出したファイバーは、かばん、ロープ、紙や楽器を作るために使われ、花の茎などは、家具、釣り竿、フェンスなどにも使われました。葉っぱから取れる樹液は石けんや、利尿剤、潰瘍治療、打撲傷治療などに使われました。 このように万能なアガベは9000年にもわたってメキシコ人が知っていた諸効能を広く世界に知れ渡り始めています。
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