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ブルーアガベシロップには数パーセントのイヌリンファイバーが含まれています。
イヌリン・ファイバーは天然にでき上がるオリゴ糖の一種で、ブルーアガベシロップのように単糖類がつなぎ合わさって、フルクタンと云われる糖質に属しています。
イヌリンは、植物がエネルギーを蓄積するために作られ、一般的には根っこや根茎などに蓄積されます。
ブルーアガベの場合は、根っこにではなく地上に生えたパイナップルのような形状のタマにイヌリンがどんどんと蓄積されていきます。 イヌリンは、最近ではその栄養と機能食品の特異性からして、多くの食品やサプリメントなどに添加され始めています。
イヌリンによってカルシウムやマグネシウムの吸収を高めるとともに、血糖値にほとんど影響を与えないために、糖尿病の人にとって良いと云われています。 イヌリンはプチアリンやアミラーゼなど、でんぷんを消化する酵素でも消化できません。そのために消化器官でほぼ消化されずに通過して行きます。
結腸に達して初めてバクテリアがイヌリンを摂取し始め、腸における善玉菌を増やしてくれる機能を持っています。
よく善玉菌の効能が言われるヨーグルトやミルクなどの善玉菌は、腸を通過する前に多くのものが破壊されていくのに対して、イヌリンは酵素で消化されないので、善玉菌の繁殖が可能になる上質の繊維と言えます。 イヌリンやオリゴ糖が豊富な食品は、何世紀にもわたって「健康にとって良いもの」としてみられてきました。ニンニクや長ネギやチコリーがイヌリンの多い食品の仲間です。

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