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ブルーアガベが世界市場で急成長をしていることはこのブログで先に述べましたが、輸出統計などを見るとより明らかになります。個人消費によるものなのか業務用の需要なのか詳細な数字を手に入れることは難しいのですが、一つの尺度としてブルーアガベを食品の原料素材として利用している商品の数の推移を見ることができれば、ブルーアガベの食品産業への浸透の度合いが理解できると思われます。 市場調査の世界でリーダー的な地位にあるMintelという企業が顧客の企業と契約の上でデーターベースのアクセスを情報提供しています。Mintel社は世界62カ国の食品情報を収集、分析をして膨大なデーターベースを構築している企業で、その62ケ国における新規発売商品のカテゴリーや商品のイングレ情報もデーターベース化しており、ブルーアガベを利用した新規発売の商品なども国別やカテゴリー別で簡単に探し出すことができます。

統計を見ると、世界で新規に発売される商品でブルーアガベを原材料として使っているものの推移が出ています。あくまでも新規商品であり、累計数値をみれば2017年を入れれば、もうすでに3000件以上の商品群がブルーアガベを使っていることになります。

2016年だけでも700件を超える新規商品がブルーアガベを使っていることになり、今後はこのブログにおいて、そのいくつかを個別的に紹介していきたいと思います。(岩山鉄平ブログより抜粋)