ブルーアガベは血糖値上昇指数が低いということで注目を浴びてきた甘味料です。
そのために糖尿病予備軍にとっては朗報ともてはやされる天然甘味料の一つとなっており、現に米国糖尿病協会のサイトでアガベ(agave)を検索すると、糖尿患者のためのレシピー集には調味料や薬味、ベーキングの必需品の中のトップにブルーアガベシロップが掲示されています。
米国糖尿病協会のレシピー集にはカボチャの種入りのグラノーラやアガベ・シナモン・ミニ・スコーンやその他のレシピーを案内していますが、アガベとてカロリーはあるので、控えめな利用をススメています。
肥満大国アメリカは、糖尿病で悩む人は多く、同協会だけでも800人のスタッフ、50万人の会員を擁する巨大組織で、医師など医療従事専門職の会員も1万4000名を数え、糖尿病に対する医療、食事療法、健康的なライフスタイルの提唱など活動が盛んな組織となっています。
アガベ使用の安全性については、アガベは炭水化物・カロリーフリーではなく、砂糖と同等のカロリーや炭水化物を含んでいることに注意を喚起しています。しかし低血糖値上昇指数の食品なので、砂糖や蜂蜜に比べて血糖レベルは上がらないと指摘しており、加えて砂糖に比べて甘味度が高いので、使う量はより少ないだろうと結論づけているようです。
何事についても言えることですが、赤ワイン一杯は健康に良いと言われても、一晩に10杯も飲めば身体に悪いように「ほどほど」ということが一番の健康原則と言えるでしょう。(岩山鉄平)
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