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蜂蜜は、ブルーアガベシロップと同様に自然が与えてくれるすばらしい甘味料です。 しかし似たものであっても特性に違いがあり、使い勝手に合わせて料理や飲み物、あるいは化粧品などに特性を活かしながら使われています。
グリセミックスインデックスを見ていくと、ブルーアガベシロップの方が極端に低いですが、だからといって蜂蜜が良くないとはいえません。 しかしブルーアガベシロップの特性はあまり知られていないので、それについてもいくつかの点でどのようなすばらしい特性があるのか比較してみましょう。
上記の表を見てもらっても分かるように、ブルーアガベシロップの果糖比率はとても高く、甘さを感じる比率が強くなっています。 量を少なくしても甘味を十分に感じると云うことになり、それだけカロリーが少なくとも済む秘訣が出てきます。またブドウ糖の入っている比率が相対的に低いことによって、グリセミックスインデックスが高まりにくいことがいえます。
グリセミックスインデックスの基準はブドウ糖を使って出される基準値。 蜂蜜とブルーアガベシロップとも数値に開きがありますが、そもそも自然界のものだけにワインと同じように同じ苗木を使ったワインでも、毎年の出来は違ってくるようにブルーアガベシロップや蜂蜜にも環境によって差が出てくると云うもの。
機械づくりでないところの多少のムラは理解してあげたい。
蜂蜜とブルーアガベシロップが似ているところもあり、お互いの抗菌力のすごさは保水性と云う点でもプラス要因ですが、蜂蜜もブルーアガベシロップも強い浸透圧があります。
糖分が高く、水分が少ない蜂蜜かブルーアガベシロップに細菌が入ると、糖分が細菌の中に入り、水分を吸い上げてしまうことで細菌は生きられないことになります。
取り扱いやすさ、利便性と云う視点からブルーアガベシロップと蜂蜜を比べると、消費者にとっても、食品加工をしている人にとっても、ブルーアガベシロップのすばらしさは、次のようなことがあげられます
1. ブルーアガベシロップの水溶性が高く溶けやすい。べと付きが少ない。
2. 長期保存でも、冷所で保存しても固まらず、暖めて溶かす必要もない。
3. 味が中立的であるだけでなく、食材の風味を引き立てる。
4. 日持ちするのは蜂蜜と一緒だが、和洋問わずどんな料理、デザートにも合う。

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