アガベシロップ出荷量

甘味料としてのブルーアガベ・シロップの歴史は短く、世界でその名が知られるようになったのは今世紀になってからのことなので、まだまだ成熟産業とは言えません。
ブルーアガベは、多くの人も知っているようにメキシコのテキーラの主たる重要な原料です。
このテキーラの愛好家も世界で増えてきていることからテキーラ原料としてメキシコ国内需要は旺盛であり、甘味料として輸出するよりも付加価値の高いテキーラに供給が優先されてしまうのは仕方がない現象ですが、そのような国内の市場環境にもかかわらず甘味料としての輸出が増えていることは、いかにブルーアガベが世界各市場に受け入れられ始めているかの証拠だと言えるでしょう。
この10年間の輸出の推移は目覚ましい急成長ぶりを見せています。
サトウキビのように毎年収穫できるものとは違い、ブルーアガベの栽培サイクルは長く苗を植えてから収穫までに5年から7年くらいかかる植物です。
メキシコ国内では急成長しているテキーラ産業という巨大顧客がいる中で、メーカーも天然の甘味料を求めるお客様のために日々頑張っています。

http://iwayamateppei.blogspot.jp/2017/04/blog-post.html#!/2017/04/blog-post.html