ブルーアガべシロップに含まれているイヌリンが果たすもう一つの大きな役割はカルシウムの吸収を促進すると云う働きです。

イヌリンはこの善玉菌の腸内における栄養素になり、善玉菌がたっぷり入っているヨーグルトなどのように胃酸で死滅してしまう場合などと違って、イヌリンは分解されることなく胃や十二指腸を通過するので、善玉菌を増やすのにとても役に立つ代物なのです。

イヌリンの食物繊維性は、便や老廃物が腸内にとどまっている時間を短くし、排泄を促し、ダイエット・美肌の大敵「便秘」を防ぎます。

利便性と云う視点からブルーアガベシロップと蜂蜜を比べると、消費者にとっても、食品加工をしている人にとっても、ブルーアガベシロップのすばらしさは、次のようなことがあげられます １. ブルーアガベシロップの水溶性が高く溶けやすい。べと付きが少ない。 ２. 長期保存でも、冷所で保存しても固まらず、暖めて溶かす必要もない。 ３. 味が中立的であるだけでなく、食材の風味を引き立てる。 ４. 日持ちするのは蜂蜜と一緒だが、和洋問わずどんな料理、デザートにも合う。

ブルーアガベシロップには数パーセントのイヌリンファイバーが含まれています。イヌリンは、最近ではその栄養と機能食品の特異性からして、多くの食品やサプリメントなどに添加され始めています。

ブルーアガベは、メキシコ先住民族の間では長い間、食用、医療用、そうして醸造用に用いられてきました。

ブルーアガベは日本語で竜舌蘭（りゅうぜつらん）と一般的に言われている植物。テキーラの原料だと云うことは良く知られていますが、そもそもブルーアガベは何なのか知っている人は少ないし記述も少ないので、ここでなるべくブルーアガベの情報を集めて紹介します。